番外編2:エクステンションチューブ(中空リング)
| マクロレンズとは 小さいものを大きく写すためのレンズがマクロレンズです。レンズには最短撮影距離と言うものがあります。これは「被写体から感光体(フィルム、またはデジタルならCMOS等の受光素子)までのピントが合わせられる最短距離」のことです。簡単に言っちゃえば「被写体にどこまで寄れるか」ってことですね。 例えば僕の手元にあるキャノン製EF50mmF1.4USMでは、最短撮影距離は0.45m。つまり45cmです。これでは小さいものを撮影しようとしても、画面に小さくしか写せません。 そこで登場するのがマクロレンズです。これはレンズの倍率が高いのもさることながら、最短撮影距離が非常に短くてカメラを被写体にググッと寄せて撮ることができるので、小さいものでも大きく撮影することができます。花や昆虫を大きく写した写真を見たことがある人も多いかと思いますが、あれらはほとんどがマクロレンズによって撮影されたものです。 マクロレンズは小さいものを大きく写すために専用設計されたレンズであるために、解像度も高くて結構高価だったりします。もっと手軽にマクロ撮影をしてみたい場合、エクステンションチューブやマクロフィルターの出番になります。
エクステンションチューブ
マクロフィルター
さて、表題がエクステンションチューブになっている通り、今僕が持ってるのはエクステンションチューブです。キャノン純正のEF25という型。これを使って「手持ちのレンズでどれだけ寄れるか」を試してみました。 使用するレンズは以下の6本です。 ズームレンズ 単焦点レンズ
EF80-200F2.8 200mm リングなし まずは望遠ズームでのテスト。80mm側でも200mm側でも最短撮影距離(被写体のピントが合ってる面〜CMOSまでの距離をザックリとメジャーで測っただけなので正確ではないです)は約1.7mだったので、同じ距離までしか寄れないなら200mmの方が望遠なので大きく写ります。
EF80-200F2.8 200mm リングあり エクステンションチューブ(リング)をつけるとここまで寄れるようになります。最短撮影距離は約1mまで縮まりました。
EF80-200F2.8 80mm リングあり ズームを80mm側にしたらさらにここまで寄れるようになりました。距離は約37cmです。
EF28-70F2.8 70mm リングなし 今度は標準ズームである28-70mmでのテストです。このレンズは「マクロ付き」と言って、普通のレンズより最初から結構寄れるように作ってあるレンズです。これも28mm側と70mm側では最短撮影距離が同じだったので、これは70mm側で撮影した画像です。距離は約48cm。
EF28-70F2.8 70mm リングあり 同じ標準ズームにリングをつけるとここまで寄れます。ちなみに撮影距離は約27cmです。このレンズはレンズ本体が15cmくらいあるので、レンズの先端から被写体までの距離は約10cmとなります。
EF28-70F2.8 約35mm リングあり 28mm側にズームリングをまわしてみたら、レンズ先端が被写体に当たる距離でもピントが合いませんでした。これは被写体までレンズ先端をほぼベタ付け状態で、ズームを約35mmのあたりまで戻してやっと撮影しました。
シグマ15-30F3.5-4.5 30mm リングなし シグマの15-30mmF3.5-4.5ではリングなしでも約25cmまで寄れました。レンズ先端までは約10cmです。
EF85F1.8 リングなし 次に単焦点レンズです。最初は85mm。中望遠なのであまり寄れませんでした。約80cm。
EF85F1.8 リングあり リングをつけてみたらこんな感じです。80-200F2.8の80mm側とほぼ同じだけ寄れましたが、こちらの方が大きく写ってるようです。
EF50F1.4 リングなし 50mmのリングなし。最短撮影距離約45cm。
EF50F1.4 リングあり 50mmのリング付き。最短撮影距離約20cm。さすがに大きく写る。
EF28F1.8 リングなし 28mmのリングなし。最短撮影距離約24cm。
EF28F1.8 リングあり 28mmのリング付き。最短撮影距離はほぼベタ付けの約13cm。やっぱこれくらい写ると面白い。
今回はこのように手持ちの機材で遊んでみました。いつかもっとマクロ撮影する機会が増えそうであれば専用のマクロレンズを買おうかと思ってますが、とりあえず今後もコレで撮ってみたいと思います。
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